円形脱毛症を繰り返す方におすすめです。
私も円形脱毛症を何度も繰り返し、最終的に汎発性脱毛症になってしまいました。
いろいろ治療を試したのですがどれも効果なく、なかば諦めかけていたころ「西式甲田療法」という健康法があることを知って、円形脱毛症(汎発性脱毛症)治療にも効果がありそうだと分かり実際にやってみることにしました。
まだ、この方法を始めて半年ほどですが、
今回は私が試している方法をいくつか紹介してみようと思います。
「西式甲田療法」の半日断食
「西式甲田療法」についてここで詳しく説明すると長くなってしまうのでザックリ書こうと思います。
この健康法は円形脱毛症(汎発性脱毛症)治療に特化したものではありませんが、
続けていくと結果的に円形脱毛症(汎発性脱毛症)にも効果があるというわけです。
「西式甲田療法」の基本的な考え方は、ずばり「少食」です。
少食にすることで自然治癒力が高められ病気が治るという考え方です。
現代の栄養学にそって朝食・昼食・夕食を普通にとっていたら、もう既に食べ過ぎで、
これこそが病気の最大原因であり、腸内に「宿便」をためこんで身体に様々な病状が出てくるのです。
ここで言う「宿便」とは便秘のことではなく、過食により胃腸の処理能力を超える負担をかけ続けた場合に腸内に溜まる排泄物のことを言います。
この「宿便」を溜め込まないようにしようという健康法なのですが、分かりやすく言うと腸内を便の無い空っぽな状態にして健康になりましょう!ということです。(かなり極端な言い方ですが・・・)
詳しく知りたい方は書籍が出てますのでよければどうぞ。
では具体的にどのようにしたら良いのか?
その方法の一つに朝食抜きで一日二食にする「半日断食」というのがあり、私が今やっている方法です。
もちろん、朝食を抜いたからといって昼食・夕食はガッツリ食べてもいいというわけではありません。はじめに書いたように「少食」が基本です。
前日の夕食から次の日の昼食まで最低18時間以上は固形物を食べないこと。
つまり、ご飯など噛んで食べるものはダメということです。
このようにして意図的に空腹状態をつくって胃腸を休ませると粘膜を修復してキレイにするため排便が促され「宿便」も出てしまうのです。
腹が減ると「グ~」とおなかが鳴ったりしますよね。あれが活発に働いている状態なのです。
ということで、朝食に固形物を取らないのは分かったと思うのですが「西式甲田療法」では「青汁」を摂取することを推奨されています。
ただ、この「青汁」は自分で5種類以上の野菜をミキサー等で作ることをすすめられているのです。
場合によっては市販のものでもOKで、自作青汁に比べ80%ほどの効果があるということです。
よって私は市販の「青汁」をチョイスしました。
私が選んだ「青汁」
各社から様々な「青汁」が発売されていますが「西式甲田療法」では5種類以上の野菜を使用し原則として「実」のものは使用しないとされています。
つまり葉野菜のみが良いというわけです。
さらに極力、果物の含有量は少ないものがベストです。
どの「青汁」にしようか色々調べて迷いに迷った結果、たどり着いたのが
「サンスター 健康道場 粉末青汁」という製品でした。
この「青汁」は5種類の野菜がブレンドされており果物は使用されていません。
材料は「ブロッコリー」「ケール」「大麦若葉」「明日葉」「モロヘイヤ」です。
全て国産野菜で、添加物一切不使用。
あと、緑茶等の成分を含んでいる「青汁」はやめときました。
緑茶はアルカリ性で胃を荒らしてしまうので病気を治すためなら取らない方が良いです。
それと、動物性のタンパク質も避けた方がいいので念のため「乳酸菌」入りのものもやめときました。
以上の点をクリアしていたのが「サンスター 健康道場 粉末青汁」だったのです。
シンプルな材料で、あまりあれこれ混ざっていないものがいいと思います。
つい最近、偶然知ったのですが「西式甲田療法」おすすめの市販青汁はサンスター健康道場の製品だったのです!
ほんとに偶然この青汁を選んだのですが、これにして良かった!
それと、気になる飲みやすさなのですが、
私の感じでは、自然な甘味があって臭いもそれ程気になりません。
思ってた以上に飲みやすいです。
うちの子は「くさい!」と言っていましたが・・・。
オッサンなので鈍くなってるんですかね。
朝食を「青汁」に変えた結果
朝食に「青汁」をとるようになって半年ほど経ちました。
それまで朝は、結構がっつり食べていたので「青汁」に変えた初めの1週間は結構しんどかったですね。
朝食を抜くと身体に力が入らないような怠い感じがありました。
ですが1週間を越えたあたりから身体が軽く感じるようになり、朝もスッと起きれるようになりました。
それまでは前の日、早めに就寝してもなかなか起きれず疲れが取れていない感じだったのですが明らかに違いが体感できました。
さらに問題の汎発性脱毛症ですが・・・
なんと!「青汁」を始めて2週間ほどで左眉毛が少し生えてきたのです!
およそ8年間も抜けた状態だった眉毛が、部分的ではありますが生えてきたことには驚きました。
1ヵ月半後には右眉毛もうっすら生えてきて感無量です!
しわだらけですね・・・・。
毛髪の方は「青汁」を始めて3週間後に産毛がうっすら生えてきて、
1ヵ月半後に黒い毛がチラホラ生えてきました!
あと副次的効果として、湿疹・じんましんがかなり減りました。
以前は常に身体のどこかに湿疹があり痒かったのですが、ほとんどなくなりました。
風邪をひかなくなった。(今のところですが・・・)
毎年、秋口に必ず体調を崩していたのですが今年は全くありません。(秋の花粉アレルギーかもしれません)
まとめ
「西式甲田療法」の半日断食で朝食に「青汁」をとるようにして半年が経過しました。
現時点では初めの頃のような発毛の変化は見られず、どちらかというと小康状態が続いている感じです。
【マンガでわかる「西式甲田療法」】という書籍の著者、赤池さんは汎発性脱毛症を1年~1年半かけて治されたそうです。
そう考えると、まだまだ先は長いということですね。
なかなか「半日断食」「少食」を続けるのは、
実際やってみると誘惑が非常に多く挫折しそうになることもありますが、
一進一退しながらでも完治に向けて続けていこうと思います。
円形脱毛症で様々な治療を試したのに効果が得られなかった方は、
一度この「西式甲田療法」の半日断食で朝食に「青汁」をとる方法を試してみることをおすすめします。