脱毛症克服奮闘記

円形脱毛症から汎発性脱毛症へ…そして完治へ向けて

発毛を促すサプリメントを摂取。「亜鉛編」

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今回は「(2)発毛を促すサプリメントを摂取。」の「亜鉛」編です。

これもネットで円形脱毛症のことを調べていて知りました。

正直、髪の毛に必要な栄養素だとは全く知らず身体に悪そうだと思っていたくらいです。

 

この「亜鉛」の説明の前に「ケラチンタンパク質」という物質のことを説明しないといけません。

というのも髪は9割以上この「ケラチンタンパク質」からできているからです。

その他、爪・肌などを形成している物質でもあります。


「ケラチンタンパク質」が不足してくると、

●髪が育たない。

●髪にハリ・ツヤがなくなる。

●髪の成長サイクルがみだれる。

などの症状が現れます。

 

そこで本題なのですが、

この「ケラチンタンパク質」を作るために必要な成分が「タンパク質(動物性、植物性)」と「亜鉛」なのです。

「亜鉛」が発毛に必要な物質だといわれるのは、こういった理由からです。

さらにこの「亜鉛」は体内で合成することが出来ないため定期的に摂取する必要があり、手軽に服用できるサプリメントが勧められているようです。

 

お気づきかもしれませんが、

「亜鉛」そのものが発毛に効くわけではないのです。

様々な栄養素(主にタンパク質)を元に髪の材料である「ケラチンタンパク質」を作ってくれるのが「亜鉛」です。材料がなければ「亜鉛」も仕事ができませんよね。

 

バランスのとれた食事にプラスでサプリメントなのだなとこのブログを書きながら改めて感じています。

ですが、この頃は分かってはいてもなかなか上手く出来ませんでした・・・。


脱線しました。

本題に戻って、「亜鉛」が身体から不足してくると

●抜け毛が増える。

●髪の成長が滞る。

●髪が細く、活力がない。

だそうです。

 

その他、髪の症状以外では

●味覚障害

●免疫力低下

●代謝への影響

など、様々な不調をきたしてしまいます。

 

だいたい、「ケラチンタンパク質」が不足してきた場合と似ていますね。

というか、大いに関係してますから。


この「亜鉛」を食事から取ろうとすると

牡蠣(生)・豚レバー・うなぎの蒲焼・牛もも肉など。

 

「亜鉛」の1日の摂取推奨量は、18~69歳の男性で10mg、70歳以上の男性で9mg、

18~69歳の女性で8mg、70歳以上女性で7mgです。

 

「亜鉛」の注意点としましては、取りすぎは身体に良くないということです。

毎日過剰摂取すると、むかつき・吐き気・食欲減退・免疫障害・上腹部痛・下痢・頭痛などのおそれがあります。


必要量を継続的に取るように注意しましょう。

 

では上記の食材をどれだけ食べればいいのかというと、

牡蠣(生)だと、100gあたり13.2mg含まれているようなので18~69歳の男性ならだいたい5~6個くらいでしょうか。

豚レバーだと、100gあたり6.9mg含まれているので同じく18~69歳の男性なら約200g弱くらいです。

 

なかなか、定期的に食事で摂取するのは難しいですね。

だから、サプリメントなのでしょう。

 

そして私が購入したのがDHCの「亜鉛」でした。 

低価格で、1日一粒でOK。小粒で飲みやすい。

先にも書きましたが「亜鉛」は単独では何の効果もありません。

かと言って、無いと困ります。

他の栄養素と合わさり効果を発生するタイプですので、バランスの良い食事の補助としてサプリメントを取るのがおススメだと思います。

円形脱毛症の場合は、少し多めに摂取してもいいようです。(くれぐれも過剰摂取にならないように。)

 

私の場合、1年程続けたと思うのですが結果的には発毛にまでは至りませんでした。

何度も書きますがバランスのとれた食事にプラスでサプリメントで足らない部分を補うのが有効なのだと今は感じます。