病院へ行くぞ！
円形脱毛症になって数ヵ月が経過しサプリメントは続けていたのですが
治る気配は一向になし。
少しずつハゲてる面積も広がっている気がしてこのままではヤバイと思い、
意を決して病院に行くことにしました。
会社の昼休みに行ける距離にある病院をネットで検索し見つけた小規模の皮膚科。
ここのウェブサイトの診療内容に円形脱毛症の文字があったので早速行ってきました。
受付で手続きを済ませ待合で待っていると名前が呼ばれ、いざ診療室へ。
診てくれたのは、おそらく院長先生だったと思うのですが・・・。
私はハゲた部分を見せながら症状を説明しました。
するとこの先生、何とも言えない嫌な顔をするではありませんか！
「えっ！？患者にこんな顔みせるか！？」と一瞬、驚いたのですが、
私の勝手な解釈では「治るかどうか分からん円形脱毛症で、来んといてほしいわ。」的な？迷惑そうな顔に見えました。
切羽詰まって何とかしてほしい気持ちで駆け込んだ病院なのに、それはないやろ！
と思い一気に期待がダダ下がり。
「もう結構です。」と言って帰ろうかとも考えたのですが
気の弱い私は「よろしくお願いします。」と診てもらうことに・・・。
「はぁ（←ため息）やるだけやってみましょうか・・・。」と言われ
「うちは、この方法しかやってないんで。」と言って出してきたのが
液体窒素療法でした。
「すぐには治らないのでそのつもりで」と言いながらハゲてる部分に液体窒素をぬりぬり。
あのぉ～・・・・はっきり言って、
全く生えてくる気がしないんですけど！
もっと他の効果のありそうな治療法があるのに液体窒素って・・・。
先生の態度にも不信感があり、この病院にはこれっきり行くことはありませんでした。
治る気が一切しませんから！
円形脱毛症の診療に力入れてないのなら病院のウェブサイトに書かないでください！
皮膚科で「液体窒素」はイボの治療にもよく使われるので円形脱毛症用に特別に用意しているわけではありません。円形脱毛症の治療など他の皮膚病に比べればニーズが少なく、いちいち専用の治療薬や機材をを用意しておけないというのが現状なのではないでしょうか？
円形脱毛症の患者なんて来院患者のごく一部なのかもしれません。もしかしたら1日のうち一人も来ないのかも。円形脱毛症は原因がはっきりせず、根治に至る治療法はまだ確立されていません。治療しても治るかどうかわからないのです。そんな中、実績もないのに病院のウェブサイトの診療内容等に書いているところが多々あるような気がします。とりあえず載せとこうみたいな。
円形脱毛症の治療で病院へ行こうとお考えの方は、しっかりと調べて実績のあるところで診てもらえるようにしましょう。できれば具体的な治療方法も確認してからの方がいいと思います。電話で教えてくれますから。
愚痴っぽくなってしまいましたが、これが藁をもつかむ気持ちで行った一つ目の病院でした。以降しばらくは病院に行って治療してもらうことはありませんでした。
液体窒素療法
というわけですが、せっかくなので「液体窒素療法」について簡単に説明しておこうと思います。
「液体窒素」とは上の写真のようにバラを一瞬でパリパリに凍らせることができるあれです。
この治療法は患部に「液体窒素」を塗布し、皮膚を急激に冷却することにより炎症を起こさせ、自己免疫疾患による脱毛を抑えるという方法なのです。
自己免疫疾患とは、ざっくり言うと自分の免疫機能が自分の正常な細胞を攻撃してしまう症状で円形脱毛症の場合では自分の免疫機能が毛根を攻撃してしまい毛が抜けてしまうということです。
この「液体窒素療法」、科学的根拠はありませんが有効率は7割を超えるというデータもあるそうです。
私が受けた感じでは痛くもなければかゆくもありませんでした。
続けていたら治っていたかも・・・。
まとめ
円形脱毛症の治療で病院に行こうとお考えの方は必ず治療内容と実績を調べてから決めたほうが良いです。脱毛症の治療に力を入れているかネットで調べても良し。直接病院へ電話して「どんな治療方法ですか？」と確認しても良し。力を入れているところは実績の紹介などを病院のウェブサイトやブログにアップしていたり、評判が良かったりと何かしらのヒントがあるはずです。または大きな病院で設備が整っているところがお勧めです。
治療方法に関しては1種類しかやってないところよりは複数の治療法に精通している病院のほうが良いです。色々試せます。
