脱毛症克服奮闘記

円形脱毛症から汎発性脱毛症へ…そして完治へ向けて

再び!円形脱毛症治療のため病院へ行く。【4院目】

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どれだけ病院を変えたらいいのでしょうか・・・。

治療に集中できないんですけど・・・。

大手前病院の皮膚科で診察してもらうことができなくなってしまった私は別の病院を探しました。

大手前病院から今までと同じ治療ができる病院のリストを受け取ってたのですが、どこも自宅から遠く行く気になれない・・・。

またまたネットで検索して円形脱毛症治療に「局所免疫療法」を取り入れている病院を探して・・・見つけました!

4院目の皮膚科

大手前病院で書いてもらった紹介状を手にネットで調べた病院へGO!

事前に病院へ電話して、私の脱毛症の症状(この頃は前頭型脱毛症になっていました)を伝え治療の内容を確認してこの病院へ行きました。

私は土曜日の午前中にいったのですが、この病院・・・

めちゃくちゃ混んでる!

待合も座るところないほど!

予約システムがないので毎回待たされ早くても30分はかかりました。

でも今回の病院は希望の局所免疫療法をしてくれるので、

まあ、いいか・・・と。

局所免疫療法とは

この病院は局所免疫療法DPCPで治療してくれるのですが、局所免疫療法にはSADBEとDPCPの2種類があります。

円形脱毛部分に「DPCP」または「SADBE」という物質を塗布し人工的にかぶれた状態を起こさせ発毛を促す治療方法です。別名「かぶれ療法」とも言われていて、脱毛範囲が広く半年以上経過している場合はこの治療法が有効とされています。

有効率は約60%以上ともいわれており「日本皮膚科学会円形脱毛症診療ガイドライン2017」では奨励度「B(行うよう勧められる)」ランクの治療法です。

(現在「A(行うよう強く勧められる)」ランクの治療法は存在しません。)

「DPCP」「SADBE」ともに頭皮にかぶれをおこさせ発毛を促す薬品で効果に大きな違いはないとされています。

「DPCP」はジフェニルシクロプロペノン、「SADBE」はスクアレン酸ジブチルエステルという成分でできており、現在では「SADBE」の方が主流のようです。

「DPCP」と「SADBE」の違い

病院を変えると、また一からになってしまうのが時間の無駄のような気がします。

大手前病院で書いてもらった紹介状を渡していたのですが・・・仕方ないですね。

パッチテストから始まり、「DPCP」の濃度を徐々に高くして治療をすすめましたが私には合ってなかったのか全く反応が出ず痒みもなし、頭皮が赤くもならない・・・。

大手前病院での局所免疫療法だったら掻きむしりたくなるほど痒く、頭皮が赤くなっていたのですが一体どうしてなのか?

先生に聞いてみると

「薬品のメーカーが違うから同じ症状が出るとは限らない」

と言われ

それって「DPCP」と「SADBE」の違いってこと?

しかも反応が出てないから効いてるのかも分からない!

結局ずるずる1年以上「DPCP」での局所免疫療法を続けましたが一向に変化が現れず、先生にも次第に嫌な顔をされる始末!

これじゃあ毎回、頭皮に水を塗りに行ってるようなもんです! 

大手前病院での「SADBE」と、こうも違うのですね・・・。

まとめ

教訓として

「DPCP」と「SADBE」の効果の違いはないとされていますが、そんなことありません!人によって合う合わないは確実にあります。

なので病院はどこでも良いというわけではありません!

できれば実績があり複数の治療が受けれるところがいいでしょう。

自分に合わない・効果が全くない場合、治療内容を変更できます。

よって病院の規模が大きい円形脱毛症治療に精通してるところがいいのですが、

こういう病院は平日午前中のみの診察しかなかったりしますので学生やサラリーマンだとなかなか行けませんよね。

そこで開業医を選ぶポイントとして

治療法や実績を調べましょう。

電話で確認してもいいです。

実際に診察してみないと答えられないと言われることもあるかもしれませんが事前にわかるところは確認しておくことをおすすめします!

信用できる病院に納得のいく治療をしてくれるところに通い続けるのが一番良いと言えるでしょう。

事前に治療法や実績を調べてここぞという病院を選んだ方が良いですよ。

軽症の円形脱毛症ぐらいでしたら放っても治る可能性もあるのでどこの皮膚科でも問題ないかもしれませんが多発性など症状が難治型になってくると治療に時間がかかりますので、ぜひ実績のある皮膚科で受信されることをおすすめします!